サポート期間が終了するソフトウェアに注意

  ソフトウェアを安全に利用するためには開発元や機器メーカーから配布される更新プログラムを早急に適用することが重要ですが、更新プログラム配布等のサポートは一定期間で終了するものがあります。サポート期間が切れたソフトウェアは脆弱性が発見された場合も修正されないといったセキュリティ上の懸念があります。
  サポート期間を見逃し易いものとして、ソフトウェアの中にはソフトウェア単体で動作するものだけでなく、他のシステムアプリケーションに使用されているものがあります。その場合、気づかないうちにソフトウェアのサポート期間が切れ、セキュリティ上のリスクを抱えるといったことが発生します。こうしたソフトウェアのサポート期間はソフトウェアの提供元が予め公表しているものもあります。サポート終了時期を事前に把握しておき、計画的に更新を行いましょう。

Java SE 7 の無償アップデートの終了 (2015年4月)

  Javaアプリケーションを開発、実行するために必要なソフトウェア群であるJava Platform Standard Edition(以後 Java SE。現在は8が最新版)のうち一世代前のJava SE 7についてセキュリティの問題の修正等を行う無償サポートが2015年4月をもって終了します。組織内でJavaSE7を利用している場合は、システムや製品の提供元、保守ベンダーに相談する等、検討を行いましょう。