昭和57年版 通信白書

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2 国際電電の情報通信事業

 国際電電は,データ通信設備サービスとしてシステムをユーザが共同利用するいわばレディメイド型の国際オートメックスサービスとユーザの求めに応じてそれぞれシステムを設置しサービスを提供するいわばオーダメイド型の個別システムサービスを提供している。
 国際オートメックスサービスは,国際電電のセンタに設置した電子計算機に海外及び国内の端末を結ぶ電気通信回線を接続し,同一ユーザ間のメッセージ・スイッチングを行うサービスである。サービス内容としては,メッセージの中継,通信文の再送,伝送速度の変換等の機能を持ち,端末装置についてはポーリング方式も可能である。56年度末のユーザ数は22,端末数は217である。個別システムサービスの対象業務は,それぞれのユーザの国内本支店と海外支店間等のメッセージ・スイッチング及びデータを交換するものであり,そのシステム数は56年度末現在5システムである。

 

第2部第4章第4節1 電電公社の情報通信事業 に戻る 3 民間の情報通信事業 に進む