平成元年版 通信白書

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第1章 昭和63年通信の現況

(5)基盤技術研究促進センターの出融資

 基盤技術研究促進センターは,民間活力を最大限に活用して民間において行われる基盤技術に関する試験研究を推進するための機関であり,民間が行う試験研究に必要な資金を供給するために出資事業や融資事業を行うほか,国立試験研究機関と民間とが行う共同研究のあっせん,海外の研究者の招へい,その他民間において行われる基盤技術に関する試験研究を促進するために必要な業務を行っている。63年度における新規採択案件に対する出資は,8件7億円と決定された。
 このうち,電気通信関係の新規採択案件は,衛星通信高度利用技術の試験研究,高度ハイビジョン画像生成伝送表示システムに関する試験研究の各試験研究2件のほか,1件のテレトピア推進法人の試験研究3件3億5千万円と報道発表された(第1-4-3表参照)。
 また,基盤技術の試験研究を行う企業等に対する新規採択案件の融資は,22件5億円で,電気通信関係の新規融資案件は,10件2億5千万円と報道された。

第1-4-3表 基盤技術研究促進センターから出資を受けた研究開発会社の例(テレトピアを含む)

 

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