昭和58年版 通信白書

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3 郵便輸送

(1)郵便輸送施設の現況
 郵便物の輸送は,遠距離は鉄道,航空機を主力とし,近距離及び大都市内は自動車を主力にして行っている。
 57年度末現在におけるこれらの輸送施設の現況は第2-1-18表のとおりで,鉄道・自動車・航空機の三輸送機関で,全体の延べ距離の95.6%を占めている。(2)郵便輸送施設の推移
 郵便輸送施設の推移をみると,第2-1-19表のとおり自動車,航空の施設が大幅に増加している。これは,国鉄・私鉄における合理化の推進により,郵便輸送に適さなくなった線路が出てきた反面,道路状況が改善されるなどによりそれぞれ自動車輸送に切り替えられたこと,航空便が大幅に開設されたことなどによるものである。
 なお,57年度においては,57年5月15日から沖縄関係線路において大型通常郵便物の,また同6月1日からは全国幹線区間において速達小包郵便物の航空機搭載を実施したほか,同11月15日の国鉄ダイヤ改正等に伴い,鉄道及び自動車輸送の一部調整を行った。

第2-1-18表 郵便輸送施設の現況(57年度末現在)

第2-1-19表 郵便輸送施設の変遷(1日当たり延ベキロ程)

 

 

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