平成10年版 通信白書

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第1章 デジタルネットワーク社会の幕開け〜変わりゆくライフスタイル〜

第1節 情報化の動向

  3. 家庭への情報通信の普及状況

 家庭における新しい情報通信の普及状況を見るため、保有率、加入率が近年伸びてきている情報通信機器及び情報通信ネットワークを取り上げ、それぞれの5年から9年までの期間の推移について、郵政省の「平成9年度通信利用動向調査(世帯調査)」(9年10月、以下「動向調査(世帯)」という)等に基づき概観する。

(1) 情報通信機器保有状況
 情報通信機器の保有率について見ると、各機器とも増加傾向であり、9年においては、ワープロが50.0%(対前年比8.3ポイント増)、パソコンが28.8%(同6.5ポイント増)、ファクシミリが26.4%(同5.7ポイント増)となっており、特に伸びが大きくなっている(第1−1−6図参照)。

第1−1−6図 世帯における主な情報通信機器保有率の推移(グラフ)
世帯における主な情報通信機器保有率の推移の表
(2) 情報通信ネットワーク加入状況
 情報通信ネットワークの加入率について見ると、各ネットワークともほぼ加入が伸びてきているが、9年においては、携帯電話が46.0%(対前年比21.1ポイント増)、PHSが15.3%(同7.5ポイント増)、インターネットが6.4%(同3.1ポイント増)となっており、特に増加の伸びが大きくなっている(第1−1−7図参照)。

第1−1−7図 世帯における主な情報通信ネットワークの加入率の推移(グラフ)
世帯における主な情報通信ネットワークの加入率の推移の表


 

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