昭和53年版 通信白書

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7 自動車電話方式の開発

 電電公社においては,44年頃から800MHz帯を使用する大容量自動車電話方式の研究開発を進めてきた。
 開発中の方式は,周波数の有効利用及び通話品質の向上を図るため,半径5〜10kmの無線小ゾーン方式を採用し,また移動端末機は600回線の周波数切替機能を有している。
 自動車が異なる無線ゾーンに移動しても,自動的にそのゾーンの周波数に切り替えられ,通話が継続されダイアルにより全国の加入電話機と自動接続が可能である。
 現在,電電公社において,54年度に東京23区を対象としてサービスを開始することを目標に,諸準備が進められている。

 

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