ICTサービス、通信、通信機器、上位レイヤーにおける国内主要事業者が、海外先行事業者をモデルケースとしてグローバル展開を本格化した場合に、その成功により期待される効果推計を図表1-2-2-96の推計モデルに基づき行った。その結果、日本の主要事業者がグローバル展開を本格的に行った場合、現状の国内売上高(2012年時点)の約4分の3倍に相当する、17.5兆円規模の海外売上高が達成できるポテンシャルを有していると推計された(図表1-2-2-97)。
本推計では、前述(5)のインフラ輸出の効果は想定していないが、それを踏まえても日本主要企業のグローバル展開がもたらす潜在市場の大きさを示している。