●電気通信事業の売上高をみると、移動通信が全体の過半数を占め、役務別ではデータ伝送役務の占める比率が年々上昇
平成23年度における電気通信事業の売上高は、13兆2,731億円(前年度比0.7%減)となっている(図表4-5-1-1)。
固定通信と移動通信の売上比率をみると、固定通信の割合が38.2%、移動通信(携帯電話及びPHS)が51.1%となっている(図表4-5-1-2)。売上高の役務別比率をみると、音声伝送役務の割合が全体の43.3%であり、データ伝送役務は46.0%となっている(図表4-5-1-3)。
また、平成24年度の携帯電話のARPU(Average Revenue Per User:1契約当たりの売上高)は4,513円となっており、そのうち、音声通信以外のARPUは2,979円、音声のARPUは1,534円となっている(図表4-5-1-4)。