●制作している放送番組の種類は「情報番組」が70.2%と最も高い
制作している放送番組の種類の割合は、「情報番組(パブリシティ含む)」が70.2%(前年度差5.3ポイント上昇)と最も高く、次いで「CM」58.0%(前年度差2.6ポイント上昇)、「バラエティ」40.3%(前年度差1.8ポイント上昇)となっている(図表4-8-1-10)。
●地上テレビ番組の輸出は近年減少傾向であったが、直近ではほぼ横ばいで推移している
我が国の地上テレビ番組の輸出金額について、主な放送局及び製作会社へのアンケート調査により推計を行った。その結果、平成23年度の輸出金額は63.6億円となっており平成22年度に比べ1.1億円増加した(図表4-8-1-11)。
平成23年度に輸出された地上テレビ番組のうち最も多いジャンルはアニメであり、48.8%と約半分を占めている。次いで、バラエティ、ドラマとなっている(図表4-8-1-12)。また、平成23年度において海外に販売した地上テレビ番組の主な例は一覧のとおりであり(図表4-8-1-13)、番組の輸出先を見てみると、最も多い地域はアジアで全体の53.1%を占めており、これに北米、ヨーロッパが続いている(図表4-8-1-14)。