昭和52年版 通信白書

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2 国際電電の情報通信事業

 国際電電は,従来から国際電電があらかじめ用意したシステムをユ-ザが共同利用するいわばレディメイド型のデータ通信サービスとして国際オートメックスサービスを提供してきているが,51年度には新たにユーザの求めに応じてシステムを設置してサービスを提供するいわばオーダメイド型のデータ通信サービスの提供を開始した。国際オートメックスサービスは,国際電電のセンタに設置した電子計算機システムに海外及び国内の端末を結ぶ電気通信回線を接続し,同一ユーザ間のメッセージ・スイッチングを行うサービスである。サービス内容としては,メッセージの中継,通信文の再送,伝送速度の変換等の機能を持ち,端末装置についてはポーリング方式も可能である。51年度末のユーザ数は14,端末数は139である。オーダメイド型のサービスの対象業務はユーザの国内本支店と海外支店間のメッセージ・スイッチング及び国内取引先へのメッセージ配信であって,そのシステム数は51年度現在1システムである。
 

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