昭和52年版 通信白書

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3 放送の受信状況

 NHKが51年11月に行った全国視聴率調査によれば,テレビジョン放送(NHK及び民間放送)に対する国民の接触率(テレビジョン放送を少しでも見た人の割合)は,平日91%でほとんどの国民が何らかの形でテレビジョンを見ていることを示している。また,視聴時間は1日平均3時間28分となり,48年以来増加してきた視聴時間は,本年に至り初めて減少した。一方,ラジオ放送に対する国民の接触率は平日27%であり,テレビジョン放送に比較して国民の接触率は低く,聴取時間も少ないが,ラジオ放送は聴取者態様の変化に対応することによって,安定した聴取状況を保っている(第2-5-9表及び第2-5-10表参照)。
 NHKの受信契約数は第2-5-11表のとおり逐年増加し,51年度末現在普通契約374万9,433件,カラー契約2,330万9,448件,合計2,705万8,881件となっている。

第2-5-8表 広告主の産業種別放送時間比率

第2-5-9表 テレビ・ラジオ接触者率の変化(全国,7歳以上の国民)

第2-5-10表 テレビ・ラジオ平均視聴時間量(全国,7歳以上の国民)

第2-5-11表 NHKの受信契約者数の推移
 

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