平成2年版 通信白書

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第1章 平成元年通信の現況

(3)国際放送

 元年度の国際放送は、21言語により1日延べ43時間、全世界に向けて実施された。また、元年度の放送番組比率は、ニュース等報道番組が66.1%、国情紹介番組が26.4%、娯楽番組が7.5%であった。2年度は、放送時間を1.5時間拡大して1日延べ44.5時間、使用言語は元年度と同様に21言語により国際放送が実施されている。
 国際放送は、国内送信所(茨城県、八俣送信所)から放送を行っているほか、ガボン、カナダ及び南米仏領ギアナからも中継放送を行っている。
 元年度は、ガボン中継局から欧州・中東・北アフリカ向けに1日9時間、アフリカ南部向けに1日1時間、南米向けに1日2時間、カナダ中継局から北米向けに1日4時間、ギアナ中継局から中・南米向けに1日6時間の放送が行われた。
 2年度は、ガボン中継局から欧州・中東・北アフリカ向けに1日10.5時間、アフリカ南部向けに1日1時間、南米向けに1日0.5時間、カナダ中継局から北米向けに1日4時間、ギアナ中継局から中・南米向けに1日7.5時間の放送が行われている。2年度中には、南西アジア地域の受信状況の改善を図るため、新たにスリ・ランカからの中継放送を1日10時間実施する予定となっている。

 

 

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