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第1章 平成元年通信の現況(5)基盤技術研究促進センターの出融資基盤技術研究促進センターは、民間活力を最大限に活用して民間において行われる基盤技術に関する試験研究を推進するための機関であり、民間が行う試験研究に必要な資金を供給するために出資事業や融資事業を行うほか、国立試験研究機関と民間とが行う共同研究のあっせん、海外の研究者の招へい、その他民間において行われる基盤技術に関する試験研究を促進するために必要な業務を行っている。元年度における新規採択案件に対する出資は、7件1億円と決定された。このうち、電気通信関係の新規採択案件は、大規模通信システムの高信頼化と最適運用に関する基礎研究、パブリック・パーソナル移動通信システムの試験研究2件、テレトピア推進法人の試験研究1件、計3件5千万円と報道発表された(第1-4-3表参照)。 また、基盤技術の試験研究を行う企業等に対する新規採択案件の融資は、26件3億円で、電気通信関係の新規融資案件は、15件1億5千万円と報道された。
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