平成2年版 通信白書

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第2章 国際交流の進展と情報通信

(3)文化、習慣に配意した交流

 今後、情報通信分野における国際協力を進めるに際しては、相手国の文化、習慣、政治的・社会的事情に十分配意することにより、相互理解と信頼関係を促進させる国際協力とすることが重要である。
 そのためには、相手国の事情を十分に理解する必要がある。
 現在、これらの地域の国々に対して我が国は、ヒト、モノ、カネ、情報のすべての分野で出超になっているが、情報、特に、放送を通じ流れる情報は、その国の文化、習慣、政治等と深くかかわっており、放送番組の国際交流に当たっては十分な配意が必要である。また、相互理解を促進させるという観点から、これらの地域からの放送番組の受入れを増やしていくことにも心掛けねばならない。

 

 

(2)地域の特性に応じた情報通信基盤の整備 に戻る (4)アジア・太平洋情報圏における全般的な通信料金の低廉化 に進む