平成2年版 通信白書

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第1章 平成元年通信の現況

(6)「国際防災の10年」における電気通信分野の国際協力

 第42回国際連合総会において、「国際防災の10年」の決議が採択され、1990年からの10年間において、開発途上国を主たる対象として、自然災害による被害の軽減を目的に各種の国際協力を推進させていくこととされている。
 我が国は、先進国の一員として、国際社会における一層の貢献、責任の分担が求められており、「国際防災の10年」においても、従来より蓄積してきた防災対策における電気通信分野の技術、運用に関するノウハウを活用した積極的な貢献が望まれている。このため、「国際防災の10年」における我が国の電気通信分野の国際協力の一環として、我が国の防災電気通信システム開発等の経験を生かし、開発途上国の実情に適した防災電気通信システム構築のガイドラインを策定し、これら諸国の早期警報・防災通信システムの構築に寄与するための施策を推進することとしている。

 

 

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