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第1章 平成元年通信の現況(3)情報消費率情報消費率は、供給された情報量のうち、どの程度の情報が実際に消費されたかを示す指標であり、総消費情報量/総供給情報量で計算される。情報消費率は年々低下する傾向にあり、昭和63年度は前年度に対し0.2ポイント低下の4.8%(対昭和50年度比3.7ポイント低下)であった。しかし、近年その低下傾向は鈍化してきており、消費面、つまり、利用面における情報化も進展しつつあることがうかがえる(第1-3-6図参照)。 情報消費率をメディアグループ別に見ると、電気通信系が前年度に対し0.2ポイント低下の3.0%(対昭和50年度比2.4ポイント低下)、輸送系が前年度に対し0.1ポイント低下の34.9%(同7.6ポイント低下)、空間系は前年度に対し0.7ポイント向上の296.5%(同0.2ポイント向上)となっている。
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