平成2年版 通信白書

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第1章 平成元年通信の現況

(5)情報量と県内総生産の地域間格差の比較

 地域における情報発信・供給力と経済活動の地域における格差を比較するために総発信情報量、総供給情報量、総消費情報量の各情報量及び 発信情報量は、県内総生産と比較すると地域間格差が大きく、年度による変化を見ると県内総生産の格差はほぼ横ばいであるのに対し、総発信情報量の格差は昭和61年度以降は拡大傾向がやや頭打ちになりつつあると見られるものの、長期的には緩やかながら拡大傾向にあることが分かる。
 一方、供給情報量、消費情報量では県内総生産より地域間格差が小さくなっており、情報の供給、消費についてはより格差は小さくなっている。
 なお、供給情報量の格差は昭和58年度までは一貫して縮小しており、この時期に情報供給の平準化が進んだことを示している。また、消費情報量の格差は低い水準で安定しておりほとんど変化は見られない。

 

 

(4)供給・消費情報量からみた各県の状況 に戻る (6)地域情報圏の形成 に進む