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第1部 特集 進化するデジタル経済とその先にあるSociety 5.0
第3節 ICTの新たな潮流

第3節 ICTの新たな潮流

1 デジタル・プラットフォーマーの動向とデータに関する制度整備の動向

主なデジタル・プラットフォーマー

現代に生きる多くの人々にとって、検索サービスを利用して知りたいことを検索し、SNSでチャットその他のコミュニケーションを行い、インターネット上で動画や音楽の視聴を行うことは、ありふれた日常の一部となっている。また、インターネット上で欲しいモノの購入や旅行・宿泊・食事の予約等を行えることで、生活の利便性が向上している。更には、インターネット上で空間・移動・モノ・スキル・お金のシェアを行う「シェアリングエコノミー」や、単発又は短期で仕事を受注する「ギグエコノミー」と呼ばれる仕組みが広がっている等、社会・経済の姿を大きく変えてきている。そして、これらの場を提供しているICT企業は、「デジタル・プラットフォーマー」と呼ばれ、デジタル経済の進化の中で、存在感を高めている。

このようなデジタル・プラットフォーマーを網羅的に示すことは難しいが、GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)と呼ばれる米国企業の一群や、BAT(Baidu(バイドゥ)、Alibaba(アリババ)、Tencent(テンセント))と呼ばれる中国企業の一群は、その高い企業価値や実際の成長等から、特に注目を集めている(図表1-3-1-1)。

図表1-3-1-1 主なデジタル・プラットフォーマー
(出典)総務省(2019)「デジタル経済の将来像に関する調査研究」
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