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第1部 特集 進化するデジタル経済とその先にあるSociety 5.0
第4節 デジタル経済の中でのコミュニケーションとメディア

3 ネット上での炎上を巡る議論

「炎上」とは、「ウェブ上の特定の対象に対して批判が殺到し、収まりがつかなさそうな状態」「特定の話題に関する議論の盛り上がり方が尋常ではなく、多くのブログや掲示板などでバッシングが行われる」状態である18

日本国内での炎上発生件数はモバイルとSNSが普及し始めた2011年を境に急激に増加しており、個人・企業問わず炎上の対象となっている。

本項では、この炎上を巡るいくつかの研究結果について整理する。

図表1-4-3-1 国内における炎上発生件数推移19
(出典)山口真一(2018)『炎上とクチコミの経済学』


18 荻上チキ(2007)『ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性』

19 株式会社エルテス公開データより取得。エルテス社における炎上の定義は「エルテス社が指定するまとめサイトに掲載され、かつ、Twitterのリツイートが50回以上されているもの」である。

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