昭和48年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

第3節 国民福祉と通信

 高度経済成長により,所得の増加,生活水準の向上が図られたことに対する積極的な評価が行われている反面,公害の発生,自然環境の破壊,都市過密,老人・医療問題など国民生活の身近な問題の解決に対する要望が強まっている。このため政府においても,これまでの経済成長の潜在力と活力を生かしつつ,国民福祉を指向し,社会的公正が広く尊重される均衡のとれた経済社会の建設の必要性を明らかにしている。通信は,このような国民の要望を実現する手段として,その整備と活用が期待されている。

 

 

3 国際化の進展と国際電気通信ネットワークの拡充 に戻る 第2部第2章第3節1 教育と通信 に進む