 第1部 総論
 第2章 通信の現況
 第1章 増大する通信の役割
 第2章 情報化社会と通信
 第3部 各論
 第1章 郵便
 第2節 郵便の利用状況
 第3節 郵便事業の現況
 第4節 郵便事業の近代化合理化
 第5節 外国郵便
 第2章 公衆電気通信
 第2節 公衆電気通信施設の現状
 第3節 公衆電気通信サービスの現状
 第4節 事業経営状況
 第5節 公衆電気通信事業の拡充と合理化
 第3章 自営電気通信
 第1節 概況
 第2節 分野別利用状況
 第3節 無線従事者
 第4章 データ通信
 第2節 データ通信システムの現況
 第3節 情報通信事業
 第5章 放送及び有線放送
 第6章 周波数の監理
 第3節 周波数割当
 第7章 技術及びシステムの研究開発
 第2節 研究開発の課題とその状況
 第8章 国際機関及び国際協力
 第1節 国際機関
 第2節 国際協力
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3 放送の受信状況
NHKが47年6月に行った全国聴視率調査によれば,テレビジョン放送(NHK及び民間放送)に対する国民の接触率(テレビを少しでも見た人の割合)は,平日94.4%でほとんどの国民が毎日何らかの形でテレビジョン放送を見ていることを示している。また,視聴時間は1日平均平日3時間6分に及んでいる。一方,ラジオ放送に対する国民の接触率は平日30.3%であり,テレビジョン放送に比較して国民の接触率は低く,聴取時間も少ないが,ラジオ放送はその長い歴史に支えられてなお国民の間に親しまれている(第3-5-9表,第3-5-10表及び第3-5-11表参照)。
NHKの受信契約数は第3-5-12表のとおり逐年増加し,47年度末現在普通契約880万2,517件,カラー契約1,563万946件,合計2,443万3,463件となっている。なお,47年3月を境にカラー契約数が普通契約数を上回り,以後毎月カラー契約数は増加し,普通契約数は減少の傾向をたどっている。




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