昭和56年版 通信白書

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第2章 災害と通信

 近年,各種の通信メディアの発展は著しく,企業活動のみならず様々な社会生活,家庭生活の分野にまで浸透しており,今や通信は社会の中枢神経ともいうべき役割を果している。
 こうした通信メディアの高度化・多様化は,社会,個人に様々な効用をもたらす反面,ひとたび通信の途絶,各種システムのダウン等が生じた場合は社会活動全般に大きな混乱をもたらすおそれがある。特に,災害の危険性の多い我が国においては,災害時の通信の確保及びそのための諸施策の実施は極めて重要かつ緊急性の高い課題の一つであるといえる。
 

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