昭和51年版 通信白書

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8 電離層観測

 現在世界中に約180箇所の電離層観測所があるが,47年から太陽地球環境観視計画(MONSEE)が実施され,電離層,地磁気,宇宙線,オーロラ,その他の諸現象に関する国際共同観測が継続されている。また,地球磁気圏に関する総合的な観測を世界的に行うために,国際磁気圏観測計画(IMS)が1976〜1979年に行われることになっている。郵政省電波研究所においては,国分寺を含む5電離層観測所での電離層垂直打上げ観測,平磯支所での太陽バーストスペクトル観測等が実施され,これらの電離層データは大型電子計算機に記憶され,短波通信回線の使用可能周波数帯の予測に有効に利用されている。
 

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