平成15年版 情報通信白書

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第1章 特集「日本発の新IT社会を目指して」

(4)オンライン・コミュニティ

5割近くのインターネット利用者が参加

 インターネット上にあるメーリングリストや電子掲示板等、参加者の意思表示が可能なコミュニティ(オンライン・コミュニティ)は、即時性、双方向性、地理的制約の解消等、実際のコミュニティにない多くのメリットを持っている。
 ウェブ調査により、インターネット利用者に尋ねたところ、こうしたオンライン・コミュニティに参加している者(注)は利用者全体の47.3%であり、年齢別では20〜30代の利用率が高い(図表1))。回答者が参加しているオンライン・コミュニティは、テーマを持つことが多く、一番多いテーマは趣味に関することであり、次に多いのは生活関連(教育・育児・健康)である(図表2))。
 オンライン・コミュニティがインターネット上にあることによるメリットとして、「いつでも見ることができる」、「様々な人から情報・意見が聞ける」ことを挙げる人が多い(図表3))。
 また、オンライン・コミュニティ参加者の22.0%が、「誹謗中傷を受けた」、「コンピュータウイルスを送りつけられた」等、何らかの被害を受けたとしている(図表4))。

 
図表1) オンライン・コミュニティの参加率

図表1) オンライン・コミュニティの参加率
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図表2) 参加しているオンライン・コミュニティのテーマ

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図表3) オンライン・コミュニティがインターネット上にあることによるメリット(複数回答)

図表3) オンライン・コミュニティがインターネット上にあることによるメリット(複数回答)
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図表4) オンライン・コミュニティで受けた被害(複数回答)

図表4) オンライン・コミュニティで受けた被害(複数回答)
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(注)ここでは、電子掲示板・メーリングリスト等に月に1度以上閲覧・発信を行っている場合に「オンライン・コミュニティに参加している」としている

 

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