平成15年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(3)メディア利用時間

女性・高齢者層はテレビの視聴時間が長い

 独立行政法人通信総合研究所が行った調査によると、各種メディアの利用時間(全体平均)について、平成14年における1日当たりのインターネットの利用時間(パソコン、携帯電話・PHSの合計)は32分、新聞を読む時間は34分(対前年比20.1%増(注1))である。これに対し、テレビの視聴時間は3時間22分であり、圧倒的にテレビの視聴時間が多い。ただし、対前年比では、テレビが2.5%減少しているのに対し、インターネットは73.5%増加している(図表1))。

 
図表1) 1日当たり平均メディア利用時間の推移(全体平均)

図表1) 1日当たり平均メディア利用時間の推移(全体平均)
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 各メディアの性別のメディア利用時間(利用者平均(注2))では、女性はテレビを、男性はインターネットと新聞を、より長い時間利用している。また、世代別では、テレビと新聞の利用時間は高齢層の方が長くなる傾向にあるが、インターネットの利用時間は若年層の方が長い。また50歳未満では新聞よりもインターネット利用時間の方が長い(図表2))。

 
図表2) 性別・世代別1日当たり平均メディア利用時間(平成14年、利用者平均)

図表2) 性別・世代別1日当たり平均メディア利用時間(平成14年、利用者平均)
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(注1)対前年比を計算するに当たっては小数点以下の数字も用いているが、本ページで記している利用時間は小数点以下を四捨五入しているので、本ページに記載している利用時間を基に対前年比を計算しても必ずしも一致しない
(注2)利用時間(全体平均)はそのメディアの利用率に左右されるが、利用時間(利用者平均)は、利用率の影響を受けない

関連サイト:独立行政法人通信総合研究所()

 

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