●個人情報保護対策を実施している世帯の割合が全体の7割強、企業についても全体の8割弱となっている
何らかの個人情報保護対策を実施している世帯の割合は、平成23年末から0.2ポイント増加して74.7%となっている。主な対策としては、「掲示板等のウェブ上に個人情報を掲載しない」が最も多く52.9%、次いで、「軽率にウェブサイトからダウンロードしない」が43.4%、「懸賞等のサイトの利用を控える」が26.7%等となっており、世帯においては、専門知識がなくても実施できる対策を講じて個人情報の保護に努めていることがわかる(図表4-3-2-10)。また、何らかの個人情報保護対策を実施している企業の割合は、77.5%と平成23年末より1.6ポイント減少している。主な対策としては、「社内教育の充実」が最も多く48.4%、次いで「個人情報保護管理責任者の設置」が32.0%、「プライバシーポリシーの策定」が26.6%等となっている(図表4-3-2-11)。