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第2部 情報通信の現況・政策の動向
第3節 インターネットの利用動向

(3)迷惑メールへの対策

●自宅パソコン、携帯電話、スマートフォンともに、1日の迷惑メール受信頻度が多く、携帯電話、スマートフォンでは何らかの対策を実施している世帯も6割以上に上っている

世帯において被害経験が多い迷惑メールについて、過去1年間に迷惑メール及び架空請求メールを受信したことのある世帯に対して、受信の頻度を尋ねたところ、自宅パソコンでの受信は、「1日に10通以上」が27.5%と最も多く、次いで「1日に2〜4通」が22.2%、「1日に5〜9通」が15.0%となっており、6割以上が1日に複数の迷惑メールを受信していることがわかる。携帯電話での受信は、「1日に10通以上」が24.5%、「1日に2〜4通」が18.7%、「1日に5〜9通」が13.8%となっている。また、スマートフォンにおいては、「1日に10通以上」が28.1%、「1日に2〜4通」が21.0%、「1日に5〜9通」が13.1%となっている(図表4-3-2-5)。

図表4-3-2-5 世帯における迷惑メール受信頻度
総務省「平成24年通信利用動向調査」により作成
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html 別ウィンドウで開きます
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また、迷惑メールへどのような対策を行ったかについて尋ねたところ、自宅のパソコンでは、「メール指定受信拒否機能を使用」が20.0%と最も多く、次いで「メールアドレスを複雑化」が12.8%、「メール指定受信機能を使用」が4.3%であった。携帯電話では、「メール指定受信拒否機能を使用」が38.3%と最も多く、次いで「アドレスを複雑化」が18.6%、「メール指定受信機能を使用」が15.4%であった。また、スマートフォンでも、「メール指定受信拒否機能を使用」が38.5%、次いで「アドレスを複雑化」が19.4%、「メール指定受信機能を使用」が14.6%であった。一方、「何も行っていない」のは、自宅のパソコンで59.0%、携帯電話で39.6%、スマートフォンで39.5%になっており、自宅のパソコンでは迷惑メール対策を行っていない世帯が6割ほどになっている(図表4-3-2-6)。

図表4-3-2-6 世帯における迷惑メール対策(複数回答)
総務省「平成24年通信利用動向調査」により作成
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