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第2部 情報通信の現況・政策の動向
第4節 クラウドサービスの利用動向

(3)クラウドサービスに関する浸透度と利用実態・利用動向

●日米の大企業及び米国の中小企業は既に理解度が高く、利用実態・意向度も高い

日本企業においては、24年度と比較すると、クラウド浸透度及び利用実績/利用意向の双方が高い「実利用フェーズ」段階の比率が大企業においては、64.8%から69.2%へと4.4ポイント増加している。他方、中小企業においては、24.4%から24.0%へと0.4ポイント減少している。

日米間で比較すると、米国における「実利用フェーズ」段階の比率が、大企業においては85.6%と1.6ポイント増加したが、日本の増加幅の方が大きいため、日米の差は昨年に比べて2.8ポイント縮まり16.4ポイント差となっている。また、中小企業においては米国が60.8%と1.2ポイント増加しているのに対し、前述のとおり日本は0.4%の減少となったため、その差は1.6ポイント広がり36.8ポイントとなっている(図表4-4-2-3)。

図表4-4-2-3 クラウドサービスに関する浸透度と利用実態・利用意向(日米比較)(23〜24年度)
総務省「ICT関連の市場規模及び将来の需要予測等に係る調査研究」(平成24年)及び
総務省「クラウドコンピューティング等のICT利活用に関する諸外国の政策等に係る調査研究」(平成25年)により作成
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