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第2部 情報通信の現況・政策の動向
第7節 研究開発の推進

(3)電磁波センシング基盤技術

NICTでは、突発的災害を引き起こす局地的な大雨など、いわゆるゲリラ豪雨の検出・予測精度の向上のための各種の地上系レーダーやライダーの研究開発や、気候変動や水循環の仕組の解明とその予測精度の高度化のための衛星系レーダーやライダー等の研究開発を実施している。平成24年度については、デジタルビームフォーミング技術を用いた次世代ドップラーレーダーを用いた試験観測を実施している。

また、NICTでは大規模災害等の発生時に航空機により広範囲かつ詳細な被害状況把握を可能とする地球表面可視化技術(合成開口レーダー)の研究開発を実施している。総務省では、同技術の早期実用展開を目指した装置の小型化に向けた研究開発を実施している。

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