第2部 情報通信の現況・政策の動向
第7節 研究開発の推進
2 次世代をリードする研究開発の充実・強化
(1)ビッグデータ時代に対応するネットワーク基盤技術の確立等
センサーやスマートフォンなどから集まる多種多様なデータ(ビックデータ)の利活用の進展により、情報ネットワークにおいては通信量(トラヒック)の一層の増大や伝送要求の多様化への対応が課題となっている。このため、総務省は、ビッグデータ時代に対応する情報通信ネットワークの実現に向けて、平成24年度補正予算から、電気通信事業者のネットワークに求められるレベルの機能と性能を有する「ネットワーク仮想化技術」の研究開発を開始した。