●近年、国内専用線の回線数が減少する一方で、IP-VPNサービス及び広域イーサネットサービスの契約数は増加の傾向
平成23年度末における国内専用サービスの回線数は、46.0万回線である。内訳は、一般専用(帯域品目)が25.0万回線、一般専用(符号品目)が2.9万回線といずれも前年度より減少している。高速デジタル伝送も前年度に比べ1.5万回線減少し、18.1万回線となっている(図表4-5-2-15)。
国際専用サービスの回線数は、1,225回線である。うち、1,224回線が主にデータ伝送、高速ファイル転送及びテレビ会議に利用されている中・高速符号伝送用回線11である(図表4-5-2-16)。
一方、IP-VPNサービスや広域イーサネットサービスの契約数は増加傾向となっており、平成24年度末で、IP-VPNサービスは45.2万契約、広域イーサネットサービスは38.0万契約となっている(図表4-5-2-17)。
11 通信速度1,200bps〜10Gbpsの回線で、主にデータ伝送、高速ファイル転送に利用。