第1部 特集 ICTの利活用による持続的な成長の実現
第1章 ICTによる地域の活性化と絆の再生

2 ICTを活用したチャレンジドの社会参加・生活支援


(1)チャレンジドの推移


●障がい者は増加傾向にあり、高齢化も進む

 障害者基本法(昭和45年5月21日法律第84号)では、「障害者」を「身体障害、知的障害又は精神障害があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者」と定義している。身体障がい者数は昭和55年(1980年)以降、増加傾向にあり(図表1-3-2-1)、知的障がい者、精神障がい者もまた増加傾向にある。身体障がい者の年齢構成を見ると、65歳以上の高齢者が占める割合が年々増加し、平成18年の時点では各障がいの6割以上を高齢障がい者が占めている(図表1-3-2-2)。

図表1-3-2-1 身体障がい者数の年次推移
図表1-3-2-1 身体障がい者数の年次推移
身体障がい者数は昭和55年(1980年)以降、増加傾向
厚生労働省「平成18年身体障害児・者実態調査」により作成
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/shintai/06/index.html

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図表1-3-2-2 年齢階級別の障がい者人口(平成18年)
図表1-3-2-2 年齢階級別の障がい者人口(平成18年)
各身体障がいの約6割を高齢障がい者が占める
厚生労働省「平成18年身体障害児・者実態調査」により作成
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/shintai/06/index.html
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