第1部 特集 ICTの利活用による持続的な成長の実現
第2章 グリーンICTによる環境負荷軽減と地域活性化

みんなでつくる情報通信白書コンテスト2010 小・中学生の部 優秀賞受賞コラム


地球温暖化に笑顔で歯止めを

執筆 齋藤 杏優(さいとう あゆ)さん(小学4年・群馬県太田市)
齋藤 杏優(さいとう あゆ)さん

コメント:私は、地球の温暖化が止められる事を望んで、この作文を書きました。一部の人々が協力するのではなく、世界のみんなが、だれでも生まれた時から持っている『笑顔』で、地球のためにみんなが協力し合えば、時間はかかるかもしれませんが、地球が良い方向に向かっていくと思います。

 私があったらいいと思うのは、人々の笑顔で地球の温暖化が止められるシステムがICTで出来たらいいと思います。なぜなら、今、地球の温暖化が進み、地球が危機的なじょうきょうにあるので、それを少しでもかいぜんしていきたいと思ったからです。そのシステムには、みんなの笑顔がエネルギーとなり、みんなが笑顔になればなるほど、地球を大事にしようという人がふえていきます。
 私は、緑がたくさんあり、動物たちがのびのびとくらせる、水と緑のある、とても美しい星になるといいなと思います。地球がきれいになれば、私たちのくらしも快てきになります。動物だってそうです。森林がふえれば、ぜつめつが心配されている動物だって、もっともっとふえていくかもしれません。
 こうして環境が良くなっていくと、私たちの生活はこう変わっていくのではないかと思うことが三つあります。
 まず一つ目は、人々がくらしの中で自然にゴミなどの環境おせんになるような物をむだに出さなくなると思います。
 次に二つ目は、今まで、みんながどれだけゴミを出して地球をよごしていたかを気づくと思います。それは地球が美しくなればなるほど強く気づかされると思います。
 最後に三つ目は、みんなの意しきが大きく変わると思います。その意しきとは、今まで人々が何げなくしていた地球に良くない事を改めてくると思います。
 そして、そのシステムのエネルギーは笑顔です。その笑顔の数をどうICTに取りこむかというと、人工えいせいを使えば可能なのではないかと思いました。なぜなら、世界では、たった十秒間の間でも、世界の人々の笑顔が何十億以上になると思います。それを人工えいせいを使えば、その笑顔をICTに取りこむことができると思うのです。一万の笑顔で、一本、木が生え、百億の笑顔で林が一つでき、一兆の笑顔で空気が少しずつきれいになっていけば地球の温暖化も少しずつ、少しずつ止まってくると思います。このように、世界のみんな全員が、無理なくできる事を全員で協力し合えば、地球の温暖化を止める事も夢ではないと思います。
 動物もうれしい、人々もうれしい、そして、何よりも、地球が美しい。そんな、みんなが気持ちよく、笑顔あふれる、青く、美しい地球になっていくことを私は望んでいます。
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