第2部 情報通信の現況と政策動向
第4章 情報通信の現況

(5)衛星移動通信


●衛星移動通信サービスの契約数は毎年増加しており、平成21年度末では7万8,501件にのぼる

 衛星移動通信システムは、自動車、船舶、航空機等の移動体に設置した無線局や衛星携帯電話端末から、通信衛星を経由して通信を行うシステムである。
 衛星移動通信システムには、
 [1] 静止衛星を利用したシステム(N-STAR、インマルサット)
 [2] 周回衛星を利用したシステム(イリジウム、オーブコム)
があり、携帯電話の電波が届かない山間地や海上、上空等のほとんどをカバーしている。また、比較的災害に強い通信手段としても注目されている。
 平成21年度末における衛星移動通信サービスの無線局数は、7万8,501件となっている(図表4-3-2-8)。

図表4-3-2-8 衛星移動通信サービス無線局数の推移
図表4-3-2-8 衛星移動通信サービス無線局数の推移
総務省資料により作成
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