第2部 情報通信の現況と政策動向
第5章 情報通信政策の動向

(2)ブロードバンド・オープンモデルの検証


 総務省では、距離に関係なく、高速大容量の通信を比較的低料金で提供するという、光ブロードバンドの高い機能を活用して、地域の課題解決に資するため、平成21年11月に「光ブロードバンドの活用方策検討チーム」を発足させた4。当検討チームは、平成22年4月に中間取りまとめ5を公表し、光ブロードバンドにクラウドサービスを組み込んだ「ブロードバンド・オープンモデル」を構築し、自治体の行政コストの圧縮と質の向上、教育、チャレンジド及び医療の分野での活用方策を提示している(図表5-5-1-2)。今後、平成22年度予算により、これらの活用方策について検証することとしている。

図表5-5-1-2 光ブロードバンドの活用方策検討チーム中間取りまとめ概要
図表5-5-1-2 光ブロードバンドの活用方策検討チーム中間取りまとめ概要


4 参考:光ブロードバンドの活用方策チーム:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/broadband/index.html
5 参考:「光ブロードバンドの活用方策検討チーム」中間取りまとめの公表:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban07_000007.html
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