平成19年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

(3)Web2.0時代の地域の在り方の検討

 ユビキタスネットワークが進展し利用者のすそ野が急速に拡大する中、インターネットの特性を有効に活用することによって、従来とは質的に異なる新しいウェブ世界を構築する概念、「Web2.0」が注目を集めている。Web2.0の特色として、「利用者参加」や「オープン志向」が挙げられ、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等の消費者発信型メディアの利用者は近年、爆発的な増加を見せている。
 Web2.0に象徴されるウェブ世界の質的変化は、単にウェブ世界のみにとどまるものではなく、人々の生活・行動様式の変化が先行的に現れているものであると考えられ、今後、自治体を含めた地域の在り方も、新しい時代に対応したものに質的に変化する必要がある。
 そのため総務省では、情報化時代がもたらす、分散、オープン、低コスト等の革命的変化の中で、Web2.0時代の新しい自治体や地域の在り方や、それに向けて国及び自治体が取り組むべき方向性を示すことを目的として、平成18年11月から「Web2.0時代の地域のあり方に関する研究会」を開催している。

 第4節 豊かで活力あるユビキタスネット社会の構築

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