昭和58年版 通信白書

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第2章 通信インフラストラクチャーと国際協力

 今日の世界は,あらゆる分野にわたり諸国間の相互依存関係が深まっており,各国の社会経済活動は,従来とは比較にならないほど地球的規模での緊密な連携,相互の影響のもとに展開され,世界は一つの有機的な社会を形成するようになってきている。
 情報通信は,このように有機的に結びついた国際社会の形成促進に中核的な役割を担うものであり,今後ますますその重要性を増していくものと考えられる。
 しかしながら,情報通信が,このような国際社会で一層有効に機能するためには,情報流通の自由と均衡に関する問題,各国の通信インフラストラクチャーの整備等の世界的な課題解決への取組が必要である。我が国としても国際社会における先進国の一員として,これらの問題の解決に向けて積極的な取組を行い,世界的な貢献を図っていかなければならない。

 

 

2 新しい通信システムの開発計画の動向 に戻る 第1部第2章第1節 情報通信をめぐる国際的動向 に進む