昭和48年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

第2章 通信の現況

第1節 昭和47年度の通信の動向

 昭和47年度は,沖縄の復帰,日中国交正常化等内外情勢の変動著しいなかで,通信の分野においては,通信技術の急速な進歩は新しい通信形態を生み出し,また,情報化社会への波は通信の重要性を更に強く認識させ,通信は量・質両面にわたって拡大の一途をたどっている。電話は加入数が2,000万を突破し,無線局数は100万局に近づき,そしてテレビ放送は世帯普及率87%とほとんどの家庭で受信するようになった。一方,情報の伝送と処理を結合したデータ通信システムの急激な増加,CCISの研究・開発の進展,電話情報サービスの利用の拡大,ポケットベルサービスの地域の拡大等は通信を質的に変化させてきている。

 

 

第1部第1章第4節 自営電気通信 に戻る 第1部第2章第1節1 概況 に進む