平成19年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)周回衛星

 周回衛星は、静止軌道以外の軌道を周回するもので、一般に静止軌道よりも近い距離を周回している。このため、静止衛星に比べて伝送遅延が小さく、また、衛星までの距離が近いため、端末の出力も小さくて済み、小型化や携帯化が可能であり、主に移動通信に用いられている。一方、衛星は上空を短時間で移動してしまうため、通信可能時間を確保するためには、また、広域をカバーするためには、多数の衛星の同時運用が必要となる(図表2-3-3)。
 
図表2-3-3 我が国が通信サービスとして利用中の主な周回衛星
図表2-3-3 我が国が通信サービスとして利用中の主な周回衛星

 第3節 電波利用の現状

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