平成15年版 情報通信白書

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第1章 特集「日本発の新IT社会を目指して」

(3)ブロードバンドの利用格差の現状

都市規模格差が一層顕著に

 ブロードバンド利用率(注1)においても、インターネット利用率と同様に、世代、性、都市規模、年収といった属性による格差がみられる。
 また、自宅のパソコンからのインターネット利用者におけるブロードバンドの利用比率(注2)では、性、都市規模、世帯主年収の格差が存在する。その中でも都市規模による利用格差が最も大きくなっており、特別区・政令指定都市・県庁所在地と比較すると、町村における利用比率は半分以下である。しかし、インターネット利用においては最も格差が大きかった世代による利用格差は、自宅のパソコンからのインターネット利用者の間ではほとんどない。
 ブロードバンドの利用格差は、都市規模、世帯主年収、性においては、インターネットの利用格差がより広がる形になっているが、世代による利用格差は同程度である(図表)。

 
図表 属性別ブロードバンド利用率・自宅のパソコンからのインターネット利用者におけるブロードバンド利用比率

図表 属性別ブロードバンド利用率・自宅のパソコンからのインターネット利用者におけるブロードバンド利用比率
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(注1)ここでのブロードバンド利用率は、各属性別の調査対象者全体に占めるブロードバンド利用者の比率
(注2)自宅のパソコンからのインターネット利用者におけるブロードバンド利用比率とは、各属性別の自宅のパソコンからのインターネット利用者に占めるブロードバンド利用者の比率

 

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(2) インターネットの利用格差の要因分析 に戻る (4) ブロードバンドの利用格差の要因分析 に進む