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第3章 情報通信政策の動向2 放送政策の展開
(1)デジタル放送推進のための行動計画の策定 ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会の開催 情報通信ネットワークのブロードバンド化の進展を展望して、ブロードバンド時代における放送を巡る諸課題について幅広い観点から議論することを目的として、総務省では、平成13年11月から平成15年4月まで「ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会」を開催した。 懇談会では、平成15年4月に、放送を巡る諸課題についての大きな方向性を示した「とりまとめ」を公表した(図表1))。また、同時に、「デジタル放送推進のための行動計画」について改訂を行い、地上デジタル放送受信機の普及目標等を設定した「デジタル放送推進のための行動計画」(第3次)を策定した(図表2))。 図表1) ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会「とりまとめ」概要
![]() 図表2) 「デジタル放送推進のための行動計画」(第3次)概要
![]() 行動計画では、1)関係者に期待される具体的取組内容、2)地上デジタル放送の周知・広報アクションプラン、3)実施推進組織の設置等について示された(図表3)、4)、5))。 これらを受け、総務省では、放送事業者や受像機メーカ、小売業者、地方公共団体等の関係機関と協力し、放送のデジタル化を推進するとともに、国民への周知、広報活動を行っている。 図表3) 地上デジタル放送用受信機の普及目標
![]() 図表4) ケーブルテレビによる地上デジタル放送の普及目標
![]() 図表5) 地上デジタル放送の周知・広報アクションプラン
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