平成20年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

第1節 電気通信事業

1 電気通信市場

(1)市場規模

 平成18年度における電気通信事業の売上高は、14兆5,910億円(対前年度比0.3%増)とほぼ横ばいとなっている(図表2-1-1-1)。
 
図表2-1-1-1 電気通信事業の売上高の推移
図表2-1-1-1 電気通信事業の売上高の推移
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 主要電気通信事業者の固定通信と移動通信の売上高の比率を見ると、移動通信(携帯電話及びPHS)が売上高全体の6割程度を占めている(図表2-1-1-2)。
 
図表2-1-1-2 主要電気通信事業者の固定通信と移動通信の売上比率
図表2-1-1-2 主要電気通信事業者の固定通信と移動通信の売上比率
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 売上高を役務別に見ると、音声伝送役務の割合が全体の59.0%であり、データ伝送役務の占める割合が21.1%となっている(図表2-1-1-3)。
 
図表2-1-1-3 売上高における役務別比率の推移
図表2-1-1-3 売上高における役務別比率の推移
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 また、平成19年度の携帯電話の1契約当たりの売上高(ARPU:Average Revenue Per User)は6,301円(対前年度比5.4%減)となっている。音声とデータの比率の推移を見ると、データ通信のARPUが増加(同9.1%増)したのに対し、音声のARPUは、減少(同11.6%減)している(図表2-1-1-4)。
 
図表2-1-1-4 携帯電話の1契約当たりの売上高における役務別比率の推移
図表2-1-1-4 携帯電話の1契約当たりの売上高における役務別比率の推移
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 第1節 電気通信事業

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