平成16年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(3)情報通信産業の経済成長への寄与

情報通信産業は、平成14年経済成長率を0.23%引き下げ

1 情報通信産業の経済成長への寄与

 我が国では、バブル経済の崩壊以降、経済成長の伸びは鈍化しており、平成7年から14年の年平均経済成長率は1.01%と低水準であった。我が国の経済成長に対する情報通信産業の寄与度を推計したところ、情報通信産業は平成7年以降13年まで一貫して、我が国の経済成長を押し上げていたが、平成14年において減少となった。
 平成14年においては、経済成長率−0.35%に対する、情報通信産業の成長による寄与度は−0.23%となっている(図表[1])。また、経済成長率に対する各産業の寄与度を比べると、情報通信産業は建設業と並んで経済成長率を引き下げる要因となった(図表[2])。

 
図表[1] 我が国における経済成長率の産業別要因分解

図表[1] 我が国における経済成長率の産業別要因分解
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図表[2] 各産業の経済成長率に対する寄与度(平成14年)

図表[2] 各産業の経済成長率に対する寄与度(平成14年)
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