平成16年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)情報通信支出

この1年で移動電話通信料が2割、インターネット接続料が3割以上増加

 世帯における情報通信サービスへの年間支出(電話通信料・放送受信料の合計)は、平成15年では、141,372円(対前年比6.4%増)である。このうち、固定電話通信料は51,034円(対前年比6.9%減)、移動電話通信料は67,749円(同21.7%増)、放送受信料は22,589円(同0.9%増)となっている。世帯消費支出が対前年比で1.1%減となる中で、情報通信サービスへの支出が増加しているため、情報通信サービスへの支出が家計支出に占める割合は3.9%(同0.3ポイント増)に増加した。なお、平成15年のインターネット接続料は10,513円(対前年比33.2%増)で、これを含めた情報通信サービスへの支出の世帯消費支出に占める割合は4.2%(同0.4ポイント増)である(図表[1])。

 
図表[1] 情報通信サービスへの年間世帯支出の推移

図表[1] 情報通信サービスへの年間世帯支出の推移
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 移動電話通信料への支出は、世帯主の年齢が大きく関係している。特に、世帯主が30歳未満及び40〜49歳の世帯において、移動電話通信料への年間支出は10万円を超えている(図表[2])。

 
図表[2] 世帯主年齢別の移動電話通信料への年間世帯支出の推移

図表[2] 世帯主年齢別の移動電話通信料への年間世帯支出の推移
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