昭和59年版 通信白書

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5 郵便輸送

 郵便輸送施設の推移をみると,第2-1-8表のとおり自動車,航空の施設が大幅に増加している。
 特に59年2月1日からは,国鉄の大規模な合理化を機に,それまでの鉄道輸送主体の郵便物の区分や運送のシステムを全面的に改め,自動車主体のシステムに切り替えたため,58年度においては,鉄道輸送の激減に対して自動車輸送が急激な伸びを示した。
 また,航空輸送についても,58年10月1日から第一種定形外郵便物及び速達小包郵便物の搭載区間を全国の航空線路(一部のロ-カル線路を除く。)に拡大したため,58年度に大幅に増加した。
 この結果,58年度においては,自動車が全体の延べ距離の46.8%と半数に迫り,航空も39.7%になっているのに対し,鉄道は10.8%にとどまった。

第2-1-8表 郵便輸送施設の変遷(1日当たり延べキロ程)

 

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