昭和59年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

6 多重放送

 テレビジョン音声多重放送については,53年以来実用化試験局として実施されてきたが,「放送法等の一部を改正する法律(昭和57年法律第60号)」が施行された57年12月1日以降逐次実用の放送局へ移行を行ってきた。58年度末なこおけるテレビジョン音声多重放送の実施状況は第2―5―14表のとおりである。
 文字多重放送についても同法の施行によって実用化の道が開かれたが,郵政省としては,これが全く新しい放送サービスであることから,今後の需要動向を見極めるとともに円滑な実用化の促進を図っていくため,差し向きは実用化試験局として実施していくこととし,58年10月から東京,大阪において,NHKが,主として聴力障害者向けにパターン方式により,連続テレビ小説の字幕番組,ニュース,天気予報等8項目について放送を開始した。文字多重放送における週平均の延べ放送時間は650時間である。


第2-5-14表 テレビジョン音声多重放送の実施状況(58年度末現在)
 

5 放送大学 に戻る 7 国際放送 に進む