昭和59年版 通信白書

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5 放送大学

 放送大学については,その設置主体であり放送局の開設主体でもある放送大学学園が放送大学学園法(昭和56年法律第80号)に基づき,56年7月1日に設立された。
 放送大学学園では,58年4月1日に放送大学を設置し,60年度から63年度までを第1期計画として関東地区を対象に60年4月から授業を行うことな予定してリいる。
 放送大学学園が設置する放送局については,東京及び群馬の2か所に開設して,テレビジョン放送及びFM放送の2系統で放送を行うこととし,58年1月10日郵政大臣に電波法に基づき,東京テレビジョン放送局及び東京超短波放送局開設の免許申請を行い,同年2月4日に予備免許を受けた。また,群馬県に設置する中継放送局として,前橋テレビジョン放送局及び前橋超短波放送局開設の免許申請を58年12月26日に行い,59年3月9日に予備免許を受けた。
 なお,割当てを受けたチャンネル等は次のとおりである。
 東京テレビジョン放送局 第16チャンネル(UHF)
 東京超短波放送局77.1MHz
 前橋テレビジョン放送局 第40チャンネル(UHF)
 前橋超短波放送局78.8MHz
 郵政省としては,放送秩序の維持を図りつつ,大学教育のための放送の普及発達を図る観点から,今後とも文部省等関係方面とも緊密な連絡を図りながら,放送大学学園の適正かつ円滑な運営に対処することとしている。

 

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