昭和59年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

11 高精細度テレビジョン放送

 高精細度テレビジョン放送は,現行のテレビジョン放送に比べて,はるかにきめが細かく鮮明で,しかもワイドな画面により迫力と臨場感にあふれた画面が得られるテレビジョン放送である。
 高精細度テレビジョンの方式については,我が国はじめ各国で研究開発が行われており,58年からCCIRにおいても規格の統一化の作業が開始された。
 高精細度テレビジョンの一例としては,NHKが開発したもので,走査線数を1,125本(現行525本),画面の横と縦の比(アスペクトレシオ)を5:3(現行4:3)にしたものがある。
 このような情勢を踏まえて,我が国においても,電波技術審議会で標準方式の制定に向けて審議が行われている。

 

10 放送衛星によるテレビジョン放送の有料方式 に戻る 12 緊急警報放送システム に進む