昭和59年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

3 周波数の国際通告等の状況

 58年度我が国が行った周波数割当通告件数は784件である。特に本年度は衛星利用の拡大に伴い,衛星通信用周波数が多く含まれている。
 なお,短波放送用周波数割当通告については,1年を4期に分けた特殊な通告形式を執っているため,件数から除外している。
 宇宙無線通信業務の局については,事前公表制度及び場合に応じ調整制度が執られている。
 58年度,我が国は,国際周波数登録委員会(IFRB)に対し,科学衛星のMS-T5及びPLANET-A,海洋観測衛星のMOS-1並びにアマチェア衛星のJAS-1の各衛星通信系の事前公表の情報を送付した。
 また,BS-2及びGMS-2の各衛星通信網について,関係国と周波数割当ての調整が完了したことに伴い,それぞれ,58年10月13日,59年1月25日付IFRBに対し通告を行った。
  なお,58年度における世界の衛星通信系の事前公表状況は第2-6-7表のとおりである。

第2-6-7表 衛星通信系の事前公表状況(58.4〜59.3)

 

2 周波数割当ての動向 に戻る 第2部第6章第2節1 電波監視の内容 に進む