昭和59年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

16 レーザリモートセンシング

 レーザ光は,原子・分子と相互作用するため,この相互作用を利用し,電磁波の有効利用の一つとして,大気中の原子・分子を測定するレーザリモートセンシング技術開発が,近年盛んに行われている。
 電波研究所では,光化学スモッグ発生時に,オゾンの三次元分布を測定する航空機搭載型炭酸ガスレーザレーダーの開発と,レーザな局発光として,太陽等の熱輻射光のヘテロダイン検波の基礎技術の研究を進めている。レーザレーダーは,装置開発の飛行実験が続行中であり,光へテロダインの研究は,太陽の高感度ヘテロダイン検波実験を行っている。

 

15 マイクロ波リモートセンシング に戻る 第2部第7章第5節1 ディジタル伝送方式 に進む